こんにちは!好きなものを求めて、スキノ鉱山を冒険するぐらすけ探検隊です!
ぼくは隊長のぐらすけ。
「好きかも!」と興味を持ったものを深掘りするのが大好きなもぐらです!
今日もまだ多くの謎に包まれた「スキノ鉱山」で、たくさんの面白い鉱石を掘り出してます。
ぼくはこのブログを運営するうえで、キャラクターや世界観を3Dで作ってみたいな!と思っていました。
そんな時にM designさんの「ミニチュア作りで楽しくはじめる10日でBlender4入門」に出会ったので、これを使ってフリーのCGソフト「Blender」にチャレンジしました!
これまで絵を描いたことはあっても、3Dとなると未知の世界です!
3DCGの鉱脈には一体どんな鉱石が眠っていたのか…
それではその様子を探検記にまとめたのでご覧ください!
※この記事はネタバレを含みます。それでも問題のない方のみご覧いただけると幸いです。
3DCGソフト「Blender」発掘の動機
前述した通り、ぼくはBlenderを使ってキャラクターとその周りの世界を作ってみたいと思っていました。
XでもCGでミニチュアを制作している人を見ては「自分もそんな世界を作ってみたい!」と思いを膨らます日々…
色々な人の作品を掘ってはフォローし、掘っては誰かの好きの結晶をうっとりと眺める中で、今回の「ミニチュア作りで楽しくはじめる10日でBlender4入門」に出会いました。
この本にチャレンジしよう!と思ったきっかけは「10日で表紙のもの全てを作れる」という触れ込みだったからです!
表紙はまさにぼくが憧れていたかわいいアイソメトリックなミニチュアルームで、「ぼくのやりたいことを最短で学べるのでは!?」と思って手に取りました。
この本から得られたスキノ鉱石の輝き
ぼくがこの本の中で見つけたのは「世界を創り上げる」スキノ鉱石でした!
新たな表現の道具を手に入れた感覚です!
Blenderはショートカットや聞き慣れない用語が多く、1年ほど前にダウンロードはしたものの馴染めず放置してしまっていました(笑)
でもこの本は初心者でも取り組みやすいように手順毎にショートカットを細かく書いてあるので、作業を進めて行くといつの間にかショートカットを使いこなせるようになりました!親切設計!
それにすべての作例がころっと可愛いデザインなので勉強感が薄く、楽しく最後まで進めることができて満足です。
8つの家具や小物、そしてキャラクターまで(10日目は部屋の作成)網羅しているので、同じ工程をなぞるとオリジナルのミニチュアルームが作れる想像ができるのも、ミニチュアを作りたい人にとってはおすすめの本なのかなと思います!
こんな部屋を作れます!
こちらが今回ぼくが、本の手順通りに作成したミニチュアルームです!
ガラスやメタルで出来た小物もあるので、自然にテクスチャの理解まで深めることができました!
でもお手本通りにやったはずなのに、少しくまの形が違ったりするところがぼくの個性ってことになるんでしょうか(笑)
想像よりも頭に奥行きが出ていることに完成後気がついて笑ってしまいました!
その辺りは今後練度が上がって行くことで解決して行くと期待して、今回はこのままでおしまいにしています。
完成画像を見ていると、本当にこれを自分が作ったのかと驚いてしまいますね…
作ったひとつ一つのモチーフをきちんと部屋に配置するところまでをワークフローとしているので、きちんと作品として完成させられるところも本書の魅力だと思います。
今後どう自分の制作に展開していこうかと想像するとワクワクが止まりません!
困難な採掘ポイント(難しかった点)
これは完全にぼくの性格の問題なのですが、毎日律儀にひとつずつ進めて行くと3日坊主になることがわかりきっていました。(実はそのやり方でこの本に2回挫折しています笑)
なので一気にやり進める計画を立てて、4日間で最後までたどり着くことができました。
その他の難しかったところは、これまでイラレやフォトショなど2Dのアプリしか触ってこなかったので、「奥行き」という概念が初めての経験だったことですね!
この新たな「奥行き」に脳みそがついていかずに、初日は頭がオーバーヒートして頭痛が出てしまったくらいです(笑)
Blenderは軸をロックしてオブジェクトの拡大や移動をするのですが、この軸ロックを忘れてしまって想像とは違う方向へ移動していた…なんてこともしばしば。
課題を進めて行くごとに少しずつ操作にも慣れて、最終的に頭痛とはおさらばすることができました。
探検仲間へのおすすめ度
3DCGでミニチュアドールハウスのような部屋を作ってみたいと思っている探検仲間には、ぜひともおすすめしたい一冊です!
まだBlenderをインストールしたことがない超初心者の方に向けて、「導入編」としてソフトをインストールして日本語に設定するところから手引きしてあるとても優しい作りです。
とにかく機能がわからなくても、導入編の説明と一緒に自分も試しながら読み進めて行くことでBlenderの基本を身体に染み込ませて行くことができます!
機能についてのコラムも豊富で、途中でわからなくなってもそのコラムへ丁寧に誘導してあるので何度も説明に戻ることができて、そのおかげで機能をより理解することができます。
ぼくも制作中何度本を行ったり来たりしたことでしょう(笑)
何回も戻ったコラムには付箋を貼って、簡単に説明に戻れるような工夫もしました。
特に初心者の方は[tab]キーで切り替えるオブジェクトモードと編集モードに苦戦すると思います。
ですがこの本はその切り替えについても都度指示してもらえるので、ひとつずつ丁寧に手順を追って行くことが完成させるポイントです!
(たまに見落として作例通りにならず、頭を悩ませるのも初心者あるあるだと思います。)
この本は明確に「ミニチュア作り」を目的としているので、それにチャレンジしたい方には特におすすめですよー!
今回のスキノ鉱石の活用法
Blenderは明らかにこのスキノ鉱山の世界を具現化してくれる魔法のようなソフトだと思うので、うまく使いこなしていきたいですねぇ…!
キャラクターを作って、小道具を作って、採掘場やキャラの家を作って…
作ったモデルたちをカタログにまとめてみるのも楽しそう…
オリジナルのどうぶつの森やシルバニアファミリーの家具・キャラを作っていくような感覚になっています!
後々はアニメーションで動かしてみたり、Unityを使ってゲームにもチャレンジしてみたいと思っていますが、果たしてそこまでたどり着くことができるのでしょうか(笑)
ちなみに、この本を一通りやった後にオリジナルでキャラクターを作ってみました。
ハロウィンが近いので、魔女の帽子を被ったシーツのオバケです!
シーツの裾のフリルなど、本で習ったことを再活用するようなデザインです。
絵を描くというよりも、粘土をこねるようにキャラを作れるのがBlenderのおもしろさです。
探検記のまとめ
いやぁ今回の探検は新たな発見だらけで、とても脳みそが刺激されるものとなりました。
基本的な操作は理解することができたので、これからはその他チュートリアル動画などで経験を積み上げていきながら、オリジナルの制作にも手を出していけたらいいなと思っています。
これまでは頭の中のイメージだけだった世界を具現化させるために、採掘道具や家具などのモチーフについて調べる必要性や、鉱山と町の成り立ち方とは一体どんなものなのだろうという疑問が生まれたりと新たな好奇心がどんどん湧いてきています!
これを「スキノワールド 具現化プロジェクト」名付けることにたった今決めました(笑)
今後もプロジェクトの進行を探検記にまとめていこうと思うので、ぜひとも長い目で追っていっていただけると嬉しいです!
それではまた次の冒険でお会いしましょう!
ぐらすけ探検隊 隊長ぐらすけ
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