こんにちは!スキノ鉱山探検隊長のぐらすけです。
今回は『知る』を最大化する本の選び方(ぶっくま著)のチャプター2に向かう探検です。
前回の探検では「落とし込み」と「既知と未知」という貴重な結晶との出会いがありました。
今回は「知る」を最大化する本の選び方についてです。
探検前は「選書についての審美眼の鉱石」を発掘できればとツルハシを握り込んで期待していたのですが、思いもよらない展開が待っていました。
※この記事での「知恵の泉」は、AIとの対話を指します。ぐらすけは生成AI Claudeを使用しています。
探検の開始
最初の発見は、チャプターの冒頭で出会います。
それは、本との出会い方は「偶然を楽しむ」か「目的が明確」かで選び方が変わる「選書以前」の問題だと書かれた部分です。
本を読む前に目的を決めることはよく言われていることですが、それを筆者は「本を選ぶ前」に決めることがゴールに到達しやすくなるだと説明しています。
ここを読みながら「あれ?これってぼく、結構できているかも?」という気づきがありました。
なにか本を探す時は「好きについて知りたい」というような「目的」を持って検索をしているし、かといって書店などでの心が躍るような「偶然」との出会いも大切にしている。
意外とバランスをとりながら選書できてるのか…?
選書ってそんなに難しくないことなのか…??
思いがけない自信が芽生えた瞬間でした。
探検の展開
目的型選書との出会い
「目的型選書」とは、自分のパラメーターを上げるような感覚で本を選んでいく選書法です。
つまり、本を選ぶ前に自分には何が足りないのかを知っている必要があり、それをクリアするために目的をもって選書します。
自分の未来をよくするために読書をするということですね。
実はここで、ぼくはとある違和感に出会いました。
著者は「何が足りないのか」という目線から、自分の弱みを補完するための選書を提案していました。
一方ぼくは「得意を伸ばしたい」という思いから読書をしたいと思っていたようです。
つまり、このブログコンセプト「好きを大事にする」からもわかるように、選書でも「好きを深める」という方向性の選択をしていたのではないかということ。
これは前回発見した「既知と未知」の概念とも繋がってきますね。
既知の領域(得意分野や興味の分野)をより深く掘り下げることで、新しい未知との出会いが生まれるのではないか…。
読書にそんな期待をしているのです。
「必要に迫られた選択」ではなく、「好きを深める選択」
目的の定め方でも、人によって見る方向性の違いがあるということがわかりました。
悩み解決型選書での気づき
続く「悩み解決型選書」でも同様の気づきがありました。
これは「今の自分」と「思い描く自分とのギャップ」を埋めるために選書をする方法です。
この項目を読んでいて、ぼくは読書に対して「悩みを解決するための読書を望んでいない」ということに気がつきました。
例えば本書を選んだ理由にも表れています。
「本をちゃんと読めていないから、正しい読み方を身に付けたい」のではなく
「著者はどんな本の読み方を提案するんだろう。それはぼくに合うかな?」という視点。
クリフトンストレングスの最上志向の特徴の「壊れたものを直す仕事より、今あるものをよりよくさせる仕事が向いている」と繋がってくる考え方なのかな?と感じています。
「悩み解決」よりも「興味の探求」
これはぼくの選書における本質なのかもしれないですね。
核心的な発見:「落とし込み」から「ぴったり」へ
前回の探検で見つけた「落とし込み」の結晶は、今回の探検で新たな輝きを放ちました。
チャプター1では本の内容を「落とし込む」ことの重要性を学びましたが、チャプター2の探検でぼくの中にはもっと深い欲求があることに気づいたのです。
それは「自分にぴったりの本を探したい」という心理の発見でした。
この発見は単なる選書の技術を超えて、「好き」の冒険家・研究者としての本質的な問いかけのように感じます。
考えてみれば、これはぼくの読書における根本的な動機だったのかもしれません。
「ただ本を読む」のではなく、「自分にぴったりの本に出会い」、その本と「深く対話する」ことで、より豊かな発見へとつながっていく。
そしてその探究のプロセス自体が、また新たな「ぴったり」との出会いをもたらしていくのです。
ぼくの中にあった選書の審美眼
探検を通じて、ぼくの中にすでに育まれていた「選書の審美眼」が見えてきました。
以下は、知恵の泉がぼくのためにまとめてくれた3つの特徴です。
1. 選書アプローチの特徴
- 好奇心主導のキーワード探索
- ネットサーフィンでのアンテナ型発見
- 書店での偶然の出会いの重視
- 信頼できるおすすめ情報の収集
2. 最上志向による選書の特質
- 「問題解決」より「価値の向上」を重視
- 「悩み解決」より「興味の探究」を優先
- 「必要性」より「自然な好奇心」を大切に
3. 知の探究におけるオリジナリティ
- 「好き」を軸にした異分野への展開
- 「修理」ではなく「創造」を指向
- 知識の「拡張」への積極的な関心
つまり、ぼくの審美眼を一言でまとめると「好奇心に導かれた『ぴったり』を見出す目」ではないかと思います。
これらの発見は、ぼくの中の審美眼が単なる「選書法」を超えて、自分らしい探究の形を自然と作り出していたことを教えてくれました。
今回の探検で見つけた結晶のかけら
「審美眼」の結晶
この結晶は、探していた審美眼がすでにぼくの中で育まれていたことを示していました。それは「好奇心に導かれた『ぴったり』を見出す目」として。
自然な興味に従い、内なる共鳴を大切にしながら、時には偶然の出会いも受け入れる…。
そんな審美眼が、知らず知らずのうちにぼくの中で磨かれていたのです。
この発見は、選書法を学ぼうとしていた探検が、実は自分の中にある『ぴったり』を見出す感性との再会だったことを教えてくれました。
さらなる探検へ向けて
この探検で得られた発見は、前回の「落とし込み」や「既知と未知」の結晶と呼応しながら、自分が「自分にぴったりのものを探したい」と思っている気づきを教えてくれました。
次のチャプターは「本の読み方」について。
もしかするとぼくにとっての「知る」を最大化するための読み方は、この「読書メモ×知識の泉との対話」かな。
そんな予感がしています。
探検はまだまだ続きます。
次回の探検報告もお楽しみに!
スキノ鉱山探検隊 隊長ぐらすけ
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