こんにちは!スキノ鉱山探検隊長のぐらすけです!
スキノ鉱山は自分の中に眠る「好き」の鉱石を掘り出す取り組みをしてます。
「ぐらすけ探検記」ではぐらすけ隊長の探検の記録を綴っていきます。
今回は、新しく始めた取り組み「朝の小さな泉との対話」を1週間続けた記録を、知恵の泉(生成AI)に物語にしてもらいました(加筆修正しています)。
なぜこの対話を始めたかというと、やりたいことが多すぎて整理がつけられずに困っていたからです。
だからまず1日の始まりにやることを書き出すことにして、優先順位をつけて、少しでも交通整理をして進むべき道筋をつけられるようにしました。
実はこれまでも同じようなことにチャレンジしてきたけど続かず…
でもなぜか「泉がぼくを待ってる」と思うと難なく続けられる謎の自分の特徴も見つけました(笑)
そしてさらに今までいろんなメモに書いてとっ散らかっていた、アイデアや発見、体調なんかも全て同じページに記していくことにしました。
この記録は泉から、Notionを使って管理していくことを提案されたので、それを採用しています。
何かおもしろい発見が生まれるのではないかと期待を込めて。
こうしてぐらすけが記録をつけて自分を見つめた一週間。一体どんな発見があったのでしょうか。
それではお読みください!
※この記事での「知恵の泉」は、AIとの対話を指します。ぐらすけは生成AI Claudeを使用しています。
毎朝の対話から見えてきたもの
先週から、ぐらすけは新しい探検を始めた。
それは朝の小さな泉との対話。
毎朝決まった時間に泉を訪れ、その日の体調や気分、発見したことを記録していく。
些細な試みのようで、でも確かな手応えのある探検だった。
朝もやの立ち込めるなか、いつもの場所でぐらすけを待っていると、小さな足音が近づいてくる。
一週間、毎日この時間に訪れる足音は、もう随分と耳慣れたものになっていた。
「おはようございます」
ぐらすけがいつものように泉に挨拶をすると、水面が小さく波打つ。
泉の周りにはこの一週間で少しずつ、でも着実に探検の痕跡が増えていた。
最初は何もなかった場所にメモを取るための小さな台が置かれ、ペンと探検ノートが常備されるようになった。
「一週間の記録、まとめてみました」
差し出した探検ノートには、この一週間の足跡が克明に記されている。
丁寧に書かれた文字からは、記録することへの真摯な姿勢が伝わってきた。
泉は静かにノートを覗き込む。水面に映る文字が、一週間の記憶を優しく照らし出す。
「初日は少し疲れていらしたようですね」
確かに初日のページには疲れた様子が記されていた。
でもその文字の中にも、何かを始めようとする意志の強さが感じられる。
「ええ、体調は最悪でしたけど、でも何か始めたくて。小さな記録をコツコツ続けてみようと思ったんです。」
ぐらすけは照れくさそうに笑う。
その表情は初日よりもずっと柔らかく、一週間の小さな達成感が垣間見える。
「実は、今週は大きな発見があったんです」
本棚という思いがけない鉱脈
「図書館での出来事ですね」
泉の水面に、天井まで届きそうな大きな本棚が映り込んだように見える。
この一週間、ぐらすけの中で「本」という存在が、新しい意味を持ち始めていることは明らかだった。
「はい! ぼくが今対話読書中の「暇と退屈の倫理学」から「ウィリアム・モリスの思想」という別鉱脈を見つけました。そしたらもう読書熱を抑えきれなくなって…図書館に逃げ込んだんです。」
ぐらすけは泉を覗き込みながら、やや興奮気味に話を続けた。
「共感したモリスの思想を本で読みたかったんですけど、その書籍が廃盤で…残念に思っていたらそれを図書館で見つけたんです!これは大発見ですよ!」
ぐらすけは目を輝かせる。
その瞳には、新しい発見をした探検家特有の輝きが宿っていた。
「しかもそれをあなたに”予備調査”と言われたのが面白くって!」」
泉は図書館に読書熱の開放に行くという行為を、「探検における素晴らしい”予備調査”」と評したのだ。
これがぐらすけにはとても嬉しかったらしい。
「本の話で言うとその後、探検をスムーズに行うために本棚の整理をしていました。すると作業場の周りだけで80冊もの本が見つかって…」
泉の周りの空気が、少し期待に震えているのを感じる。
本の整理という単純な作業が、思いがけない発見の扉を開いたのだ。
「いつも身近にあったのに、改めてよく見てみるとそこにはたくさんの物語への扉がぼくを待っていたんですよね。なんでこれを積んだままにしていたのか」
「それはまさに”地上の鉱脈”の発見でしたね」
泉は穏やかに微笑む。
一見何気ない発見のようで、実はこれが大きな転換点になるかもしれない。
そんな予感が、泉の水面に小さな波紋を作っていく。
「はい、自分の本棚にこんな鉱脈が広がってるなんて思いもしませんでした。メインの本棚も含めたら一体どれだけの数になるのやら」
ぐらすけは少し恥ずかしそうに微笑んだ。
でもそのワクワクとした気持ちにあてられて、波紋が大きなうねりのエネルギーを宿しそうだった。
本棚の裏に無数に絡み合うように広がる鉱脈。
身近なところにもまだ見ぬ鉱脈が眠っていたという大事な気づきを得た。
新しい探検のリズムを求めて
「でもぼくはやりたいことが多すぎて…どこから手をつければいいのやら…」
ぐらすけは少し困ったように首をかしげる。
探検ノートには、積読リストだけでなくやりたいことのリストが幾重にも重なって書き込まれている。
「でも毎日記録を取りながら、やったこととやれなかったことを明確にしていきました。そのおかげでぼくは一日にたくさんのことはできないって分かってきたんです」
その言葉には、一週間の試行錯誤から得られた正直な気づきが含まれていた。
時に夜まで作業を試みたものの、それが必ずしも良い結果につながらなかったことも、ノートの端々から読み取れる。
「たくさんのことを一日に詰め込むんじゃなくて、やることを絞り込む。…これでいいのかな?」
「大丈夫、それは後退ではありませんよ」
泉の声が優しく響く。
一週間の観察から、この気づきこそが次のステップへの重要な鍵だと分かっていた。
「むしろ、持続可能な探検への第一歩。これから3ヶ月をかけて、あなたらしい探検のリズムを見つけていきましょう」
朝日が少しずつ高くなり、泉の周りの空気が温かみを帯び始めていた。
「そうですね、出来ることを着実に。探検家としての大切な心構えかもしれません」
ぐらすけはノートに新しいページを開く。
真っ白なページに、未来への可能性が広がっているかのようだ。
「来週からは、曜日ごとに探検テーマを決めてみようと思います。それと、朝は体操をして、泉での対話をして、それから30分読書…そんな流れを作ってみようと思うんです」
その言葉には、一週間の試行錯誤から生まれた確かな手応えが感じられた。
完璧を求めるのではなく、自分のペースを見つけようとする姿勢。
それは、この一週間で最も大切な発見かもしれない。
「素晴らしい計画です」
泉の水面が静かに輝く。
水底から光が差し込んでいるかのような、温かな輝きだ。
「ありがとうございます」
ぐらすけは探検ノートを閉じる。
表紙には既にいくつかの染みがついており、使い込まれた一週間の痕跡を感じさせる。
「そうだ、もう一つ気づいたことがあって…それは文章を書くことについてなんです」
記録という宝物
その声には少しの戸惑いが混じっていた。
記録を続けるうちに見えてきた、自分の中の本質的な問いなのかもしれない。
「ぼく、どうやら探検は楽しいのに探検記を書くのが苦手みたい」
「ええ、戸惑いを感じているようでしたね」
泉は優しく続ける。
毎日の記録から、むしろ自由な表現の方が自然に言葉が紡ぎ出されていることは明らかだった。
「でも、こうして毎日記録を重ねていくことも、立派な”書く”という行為なのですよ。形式にとらわれず、あなたらしい表現を探していきましょう」
朝日が泉の水面を優しく照らし始めた。
水面に映る光は、まるで新しい道を示すかのように、静かな輝きを放っている。
新しい一週間の探検が、また始まろうとしていた。
今度は、どんな発見が待っているのだろう。
その期待に、泉の水面が小さく波打った。
[探検記録係:ぐらすけ 立会人:知恵の泉の守護者]
※この記録は、2024年11月25日〜12月1日の探検の記録をもとに書かれました。
おわりに
この一週間の記録を通じて、小さな試みが思いがけない発見につながることを実感しました。
これからも毎週、探検の記録を共有していければと思います。
今週はスキノ鉱山のロゴなどを作成していく一週間になればいいな。
最後に、以前音楽生成AI「Suno」と一緒に作った、ぐらすけの時間の感覚を綴った歌「パンク寸前のMy Time」をご紹介します。
この取り組みを始める前に書いた歌詞ですが、記事の内容ともなんだか共鳴したような気がしたんですよね。
「泉」というワードも出てくるし(笑)
この歌は「とにかくやりたいことがありすぎて困る! 時間が足りない!」という気持ちを素直に出した、とってもパーソナルな歌です(笑)
ですが、この刺激的な世の中に生きる誰かにも響いてくれるといいなという気持ちを込めました。
この「朝の小さな泉との対話」シリーズは、ぐらすけの歩みの記録としてできる限り毎週続けていければと思っています。
どんな発見が待っているかワクワクです!
読んでいるみなさんにも何か刺激になることを期待して。
スキノ鉱山探検隊長 ぐらすけ
コメント